ぶんぶくの創設と激動の時代
亜鉛鉄器の製造業として竹内四郎が大正7年に創業し、水ひしゃく、バケツ等の製造を始めました。機械設備を導入し、機械の改良と商品の研究・改善に取り組んだ結果、石炭バケツ、じょうろ等、徐々に品目も増やしていきました。
しかしその道のりは平坦ではなく、たびたび困難に襲われる激動の時代でもありました。初代は志半ばで病に倒れ、19歳で跡を継いだ二代目・竹内繁曠の太平洋戦争招へいによる事業の中止、二度の失火、急速な事業発展と戦前の力を取り戻すために行った無理な経営による破綻…。
このような苦境に立たされるたびに従業員が一丸となって立て直し、事業継続の基盤を固めていきました。